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人間の体と水の関係


人間の体の60%~70%は水でできています。
人間の体部分でいえば、血液の90%、脳の80%、脳膜の92%は水なのです。
新生児だと数字はさらに高く、体重の80%が水ということになります。
水分量は歳と共に減っていく事と言う事をご存じでしょうか

新生児で80%、成人で60%もあった体の水分が老人になると50%以下になることもあります。
水には基本的な新陳代謝の働きがあります。
年をとると共に体の水分が少なくなるのは、 この新陳代謝が低下するため、体内でつくられる水の量が減っていくためです。
老化は水とおおいに関係があり、老化を防ぐには体に良い水をきちんとした取り方で取っていかなければなりません。 そう考えるといかに人間にとって、水が大事なものであるかわかっていただけるでしょう。

❑人間の生命活動は水で支えられています

体内における水の基本的な役割は下記の4つなどに分けられます。 ①必要な栄養素や酸素を運ぶ
②不要な老廃物を運び出す
③体温を調節する
④恒常性(ホメオスタシス)を維持する

❑栄養素も老廃物も体液が運んでいます

生命活動に必要な栄養素や排泄すべき老廃物は、細胞内液と細胞外液を行き来しています。 口から入れた食べ物や飲み物の栄養素は、消化管から吸収されて体内に入り、栄養素は酸素とともに、細胞外液の血漿で組織まで運ばれ、同じく細胞外液の組織間液で一つひとつの細胞まで届けられます。
細胞外液で運ばれた栄養素や酸素を使い、細胞内液に満たされた細胞内では活動に必要なエネルギーを生み出したり、カラダを作るタンパク質を合成したりしています。
その結果生じた老廃物や二酸化炭素などは、先ほどとは逆のルートを辿り、細胞外液で運び出されて、尿や呼気から体外に排泄されます。
このように体液には、必要な栄養素や酸素を運び、不要な老廃物や二酸化炭素を運び出すという大事な働きがあります。

❑体液が身体の環境を一定に保つ

私達の体温は35度~37度前後に保たれています。

私達の代謝や酵素はこの温度帯で効率よく働くように出来ております。

エネルギーを生み出すときに

エネルギーが産生され

体液があるのでエネルギーは汗として体外に出す事が出来ます。

私達の半分以上を占めている体液のおかげにで体温は一定範囲内でにキープされるようになっております。

❑電解質の役割

私達の体液に含まれている電解質は微量です。

しかし身体にとってはとても大切な役割を担っております。

電解質の中では特にナトリウムイオンはこの体液をカラダに保つ働きがあるのです。

❑『体液を管理』する事で私達の身体を健康に

体液を管理することで、6大栄養素の機能にも影響を与える事が出来ます。

体液管理により、私達の身体がよりよく機能出来るようになればいいのではないでしょうか。

❑体が喜ぶ水飲み法とは

一度に大量に水を飲んでも水分補給効果はないようです。 一旦胃や腸に取り込まれた「水分」は皮膚や血液・リンパなどに行き渡り全身をめぐります。

しかし大量に且、一気に飲んだ水はそれら器官に吸収されず直ぐに体外へ排泄されてしまうので、 水分補給の効果はありません。

「水」はゆっくり・こまめに飲むことを心がけましょう。


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