毎日飲む水、本当に安全ですか？
- こんみよし
- 5月24日
- 読了時間: 3分
―塩素、水道管、ペットボトル水、ウォーターサーバーの特性を知る―
日本の水道水は「世界一安全」とも言われてきました。確かに、蛇口をひねれば透明な水が出るという環境は、世界の中でもとても恵まれたことです。しかし、水に関して学び、体の反応を観察していく中で、私は「安心＝無関心ではない」と感じるようになりました。
水道水に含まれる塩素について
日本の水道水には、病原菌の繁殖を防ぐために塩素が添加されています。塩素消毒は、水道法に基づき、安全な濃度で管理されています。
一方で、塩素という物質の歴史を知ると、別の一面が見えてきます。塩素は過去に、第一次世界大戦中に毒ガス兵器として使用された経緯がある物質でもあります。これはあくまで歴史的な背景であり、現在の水道水中の塩素は極めて低濃度で使用されています。
ただ、私はこの事実を知ったとき、「水の選び方を自分で考える必要がある」と感じました。特に、肌が敏感だったり、体質的に影響を受けやすいと感じる方にとっては、塩素の刺激を気にする方もいらっしゃるかもしれません。
配管の老朽化と家庭内の水道事情
また、水道水の品質は浄水場から家庭に届くまでの「管の状態」にも左右されます。全国的にインフラの老朽化が進んでおり、水道管の一部は法定耐用年数を超えて使われていると報告されています。
さらに見落とされがちなのが、建物内部の配管です。築年数が長い住宅や集合住宅では、一度も内部配管を交換していないケースも珍しくありません。見た目には透明な水でも、管の内部でサビや金属が溶け出している可能性もゼロではないと言われています。
ペットボトルの水やウォーターサーバーの特性
「水道水は不安」と感じた方が次に選ぶのが、市販のペットボトルの水やウォーターサーバーかもしれません。実際、私もそうでした。
これらの水は長期間保存が可能です。その理由は、高温殺菌やフィルター処理などで微生物や酵素を取り除く処理が施されているからです。衛生的で管理しやすい反面、自然のミネラルや酵素などが除去されている場合もあり、味や体への馴染み方に違いを感じる方もいらっしゃいます。
また、ペットボトルの水は「食品」として扱われており、水道水とは異なる基準で検査されています。
水道水が50項目以上の検査を受けるのに対し、ペットボトル水は20項目前後とされています。安全であることには変わりありませんが、検査の範囲が異なるという点は知っておいて損はないと思います。
私が選んだ「湧き水に近い水」
私自身は、いくつかの水を試した末に、「ガイアの水135」という浄水器を使っています。これは、蛇口に直接取りつけるタイプで、塩素や有害物質を除去するだけでなく、自然の湧き水に近い構造で設計されており、体にやさしくしみ込むような感覚があります。
私にとっては、料理や飲み水として使っていて心地よく、日々の生活に馴染んでいると感じています。これはあくまで個人の体験に基づく選択ですが、水の違いが体調や気分に影響するのは決して小さなことではないと実感しています。
ガイアの水135の詳細はこちらにまとめています。
水は体のベースだからこそ
人の体は約70％が水で構成されています。年齢とともにその割合は減るとも言われていますが、どんな水を体に取り入れているかによって、巡りや代謝、感覚までも変化していくのではないかと感じています。
体の中にどんな水を巡らせているか。安全性だけでなく、「自分の体に合っているか」という視点を持つことが、日々の健康につながるのではないでしょうか。
水を見直すことは、暮らしを見直すこと。あなたにとっての「心地よい水」を、ぜひ見つけてみてください。
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