うつ病の定義って?
うつ病と言う言葉はいつ頃からできたのでしょうか
うつ病の歴史は古く、紀元前400年には「メランコリア(melancholia)」という用語登場します。西暦30年頃には、この「メランコリア」が「黒(melan)胆汁(chole)によるうつ病」として記載され、1621年には「うつ病」について記載された教科書が出版されています。
日本語の「うつ病」自体、定義があいまいのようですね。
日本うつ病学会で採用しているうつ病の診断基準になりますが、DSM‐Ⅳ‐TRの大うつ病で、
5つ以上の抑うつ症状が2週間以上持続し
抑うつ気分や意欲低下などがほとんど1日中
ほとんど毎日存在することが前提となっています。
ですから、会社ではうつでも、自宅では元気で趣味に没頭できたり、友人達と飲みに行ったりできる人はこの診断基準満たしていないことになりそうですね。
心当たりのある方いらっしゃいませんか。
病院では“うつ病”と診断されて、職場から解放されると元氣になる人。
職場では激しく落ち込むという特徴がありますから、職場への不適応に基づく適応障害の一型というのが正式な診断名だと言われているようです。
さて、原因は何にあるのでしょうか。
①上司や同僚の対応や過大な仕事量など職場側の問題
②本人の適応能力
③職場環境と本人との相性
実際そこから解放されると心が楽になってくる。
そんな事も実体験しておりますから、居場所を変えるだけで心が自然変わってくるのも体感しました。
私が40代で精神科に罹った時、まずびっくりしたのは、
お医者様が患者の顔色見る事なく、パソコン目の前にして、薬の処方を伝えるだけ。
私が現状をお伝えして、なんの指導も全くなく、淡々とパソコンを見ている。
そんなお医者様に罹った事があります。
流石に周りに相談して、2回で通うのはやめました。
何故こうなんだろう。
職場に近くなると具合が悪くなり車の中で休憩しないと辿り着けなかったのは、思い起こせば勤務始めて3年くらいから。
元々子供の頃から胃痛、頭痛、生理痛など酷かったのでまた自分の身体の何が悪いのか?そんな事を思ったただけです。
とうとう会社の2階にある事務所に歩いていく時に、心臓が大きく脈打って大変になり、そんな中でも仕事途中、和室で休憩取りながらでも仕事してました。
仕事しなきゃ終わらない。3人いた事務員が私1人になり仕事も3倍。月に1回お休み取れればいいくらい。朝6時に家を出てみなさん来る前に、販売管理の入力終わらせてからの8時朝礼。
そんな事の繰り返しでした。そこに勤め始めた時は、子供も小学生だったので夕方は定時に帰らないと、家事育児がありましたので朝早くと、土日出勤して仕事する事しか時間を増やす事ができなかったのです。
身体も心も疲弊してたんだと思います。
そんな会社も9年は勤めました。仕事辞めたら、翌日からなんの不調も出ないのに氣がついたのは、数日経って姉から言われたことで氣がついたのです。なんともないと。
薬は対処療法でしかありませんし、それを飲み続けていても今ある環境を変えなければ、その人の不調は取り除けないと思うのは、実際に体感したから言える事です。
全てが全てそうだとは言えませんが、そんな事もあるのだと一つの選択肢として捉えて貰えればいいのかと思います。
なぜ精神科にかかっている患者さんが治らないのでしょうか?
それは自分の病を自分で治す事に意識を傾けていないからだと思われます。
お医者様はサポートはしてくださっても、根本的解決は自分で改善する事が大切なのです。
その為、何故今この状態であるのかを認識する事が必要となってきますね。
精神障害は治りにくい?
精神障害は一生続? と思っている方へ。
発達障害や精神医療について、世界中の現場を見てきた小倉譲さんからお聞きすることにより、心の病に対しての観点が変わってきます。
小倉謙『心の病が治らない本当の理由』新潟講演会
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